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​"カフェロック"とは?
​「細い、軽量な鍵はダメ!?」自転車の鍵、正しい認識とその使い方。

 "細い"にはワケがある!こんな疑問を解消します。

「細い鍵ってセキュリティー面が不安だけど、どんな使い方をするの?」

「ネットで、細い鍵はオススメできないという記事を見たけど...」

カフェロックの由来

カフェロックを使いこなす

カフェロック

​クロップスの看板商品である軽量,コンパクトな鍵は、海外では "カフェロック" と呼ばれています。
​その由来は、ロードバイクやクロスバイク乗って出かけた先で、ちょっとカフェに立ち寄った時に使うのにちょうど良い! というところからそう呼ばれています。

​”カフェ”
愛車を眺めながらのコーヒーを飲む...​  素敵なひと時です。
 
しかし、高級な自転車は常に危険を隣り合わせです。
​鍵をしていなかったばかりに、一瞬の隙で自転車の盗難されたという話も珍しくありません。
​施錠されていない自転車は、どこかから常に狙われているかも...
自転車は極力目の届く所に駐輪し、カフェロックで施錠することで​盗難を防ぐことができます。

​カフェ以外のシーンでも同じように心がけることで自転車を守ることができます。持ち主の意識(注意)とロックの持つ性能を理解することが大切です。

​・カフェロックの定義
3mm4mm程度のワイヤーロックで、ポケットやツールケースに入るようなサイズ感の物。
​電話のコードのようなコイルロックと、癖の無いストレートロックがあります。


 

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画像:CP-SPD04-BR "Q-BIRO(バイロ)"
​携帯性に特化し、ゆとりを持って施錠可能な180cmケーブルロック

太い鍵と細い鍵、どっちがいいの?

太い鍵、細い鍵

​鍵の太さは、シーンに合わせて適切な物を使用することで効果を発揮します。

​『細い鍵は切られる』『セキュリティーとして不安...』など、ブログや口コミで見かけることもありますが、それは正解でもあり誤解でもあります

​◆カフェロックはどんな人にオススメなのか?

​携帯性を重視したカフェロックは、基本的にロードバイクなどのスポーツサイクル向けの鍵です。

​ここで、「ロードバイク=高級車のイメージだけど、何故細いカフェロックなの?」という疑問が生まれます。

​その答えは、高級な自転車程 屋外に駐輪しない からです。

マンホールディング自転車

​高級な自転車は、パーツの一つ一つが高価な物になりますので、屋外に駐輪した場合は自転車本体の盗難に合わなくても、ホイールやサイクルコンピューターなどのパーツを盗難されたり、イタズラで壊されてしまったりすることもあるそうです。

​ですので、ロードバイクを所有する方の多くは屋外に駐輪せず、室内保管や自宅の敷地内に施錠しておくというのが一般的です。

 

高い物では軽く100万円を超えるロードバイク、どんなに頑丈な鍵を使っても屋外に駐輪したくないですよね...

◆ロードバイクでも駐輪しなければならないときに。

​駐輪はしない!と断言しても、1人で走る場合はコンビニでの補給やトイレ休憩など、どうしても一瞬自転車から目を離さなければならない瞬間があり、そういった場面で活躍するのがカフェロックです。

例えば数分間自転車を駐輪し、その自転車の前を10人の人が通り過ぎたとします。

鍵をしていない場合は、その全ての人が自転車を盗難することができるのに対し、カフェロックで施錠されていれば、切断するために少なくとも工具が必要になりますので、10人の中に工具を持った人が居るのか?と考えると、盗難の確率は減るということになります。

通行人の中で工具を持ち歩いてる割合は未知ですが、偶々盗難目的の人が居て切断する工具を持っていたとしても、人気が多い場所で、尚且つ持ち主に見られるリスクを背負ってまでその場で盗難を行うというのは考えにくいものがあります。

使用する鍵は、カフェロックよりも太い物を使用すると盗難に対しての効果は更に上がりますが、太くなればなるほど鍵は重くなり、当然サイズも大きくなります。

最低限の装備で走るロードレーサーにとっては極力荷物を減らしたところですので、基本的に太いく重い鍵は選択種から外れます。軽装で走るスタイルでは自分の持てる荷物の量を考えると、自ずとコンパクトなカフェロックが選択種となるということです。

​勿論、太ければ太いほどセキュリティー性能は高くなりますので、街乗りなどの頻繁に駐輪するスタイルでは強度重視の鍵を選んでいただき、U字ロックやチェーンなどの鍵、車体に取り付けたたりバッグに入れて運ぶことができます駐輪時間などを考えて鍵を選ぶと良いと思います。

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[ 鍵のサイズはスタイルとシーンで選ぼう!]

シーン別、CROPS的鍵の選び方!!

シーン別

オススメのカフェロック

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Q-BIRO (バイロ)

​製品コード : SPD04-BR

CROPS独自製法のBIROケーブルを採用し、引っ張りすぎによるワイヤーの伸びを大幅に軽減し、複数の自転車を同時にロックする際や、ロック対象物に距離があるシーンで活躍します。180cmのロングタイプと90cmのQ-BIRO MINI の2タイプ

ELK

ELK(エルク)

​製品コード : SPD03-SC01

カラビナ形状のロックと、コイルワイヤー組み合わせで太めの対象物にも施錠することができます。

Q5-COCON

Q5-cocon(ココン)

​製品コード : CP-SPD05-CCN

5mmケーブルを採用し、ロックの存在を強くアピールできます。ヘッドをコイルワイヤーの中に収納でき、サイクルウェアのポケットにも収まります。

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まとめ。

まとめ

​鍵は大前提として、重ければ重い程強く、セキュリティー性能が高くなります。
軽ければそれだけ物理的に強度が低くなりますので、もしも自転車に乗る際に沢山荷物が持てるのであれば間違いなく重く、強い鍵がオススメです。

自転車に乗る何割かの方は、ロードバイクやクロスバイクなどでトレーニングをしたり遠征をしたりと、荷物に制限がある場合があります。
​こういったスタイルでは、どうしても重く強い鍵を持って自転車に乗ることができませんので、カフェロックのようなコンパクトロックが活躍する場面が出てくるということです。

「細い鍵はセキュリティーが低いから買わない方が良い!」というお話も、その状況によっては間違いではないかもしれません。しかし、実際にカフェロックが世界中で支持されるには理由があります。

鍵メーカーだから、「この鍵は最高にオススメです!」とばかりではなく、実際の用途にあった物を、
メリットデメリット踏まえご提案することが大切だと考えています。

皆様の大切な自転車を守るには鍵の強度だけではなく、常に危機感を持っていただくことが最も有効な
セキュリティーだと、クロップスは推奨しています。


 

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